WordPress、PHP 5.2から5.5までのサポートが2019年4月に終了。どうすればいい?

WordPress、PHP 5.2から5.5までのサポートが2019年4月に終了。どうすればいい?

WordPressの開発者は3月20日、PHP 5.2からPHP 5.5までのバージョンのサポートを終了すると発表しました。つまり、PHPのバージョンを5.5以下で動かしているワードプレスはサポート対象外になります。

これだけだと何がどうなるのか分からないと思う方のために詳しく説明します。

最悪はワードプレスが表示しなくなります

起こりうる症状としては以下です。
・ワードプレスが真っ白になった
・特定のプラグインが動かなくなった
・ログインできなくなった
・エラー表示されるようになった
このような事が起きないように、PHPのバージョンを確認する必要があります。

PHPは何をしているの?

ワードプレスのシステムは主にPHPとHTMLというプログラムでできています。HTMLは見る人のブラウザで処理をするのですが、PHPはWebサーバーの中にあるPHPを動かすプログラムが処理(実行)をする仕組みになっています。

そのPHPプログラムには様々なバージョンがあり、バージョンによって文法が若干変わってしまったり、関数やライブラリも変わってしまうので、互換性が無いと処理が正しく行えずにPHPが正しく動かなくなる事があります。

つまり、ワードプレスのプログラムとPHPプログラムのバージョンを合わせる必要があるのです。

何故不具合が発生するの?

「今迄動いていたのだから、このままで問題ないはず」と思われるかもしれませんが、実は落とし穴があります。考えられるケースを紹介します。

ケース1:ワードプレスのバージョンアップ

ワードプレスにはワードプレスのコアファイルを自動的にバージョンアップする機能が備わっています。ワードプレスは頻繁にバージョンアップを行っています。これにより、ワードプレスとPHPバージョンが合わなくなり、正しく処理しなくなる可能性があります。

ケース2:プラグインやテーマのバージョンアップ

ワードプレスを動かしているプラグインやデザインテーマもPHPで動いています。これらのプログラムは今後、PHP5.5以下では動かない仕様にしてしまう可能性が高いです。したがって、これらを無意識にバージョンアップしてしまうとPHPが正常に動作しなくなり、冒頭に書いたような症状が発生する場合があります。

ケース3:PHPのバージョンアップ

PHPをバージョンアップしてしまうと、上記同様にワードプレスのPHPのどれかが動かなくなる事があります。

PHPのバージョンをチェックしましょう

まずはワードプレスのPHPバージョンを確認する事から始めましょう。PHPバージョンはWebサーバーの管理画面で確認する事ができます

サーバー会社等から「ワードプレスが動かなくなるのでPHPをバージョンアップしましょう」という案内がきても、闇雲に設定を変更すればいいいわけではありません。ワードプレスやPHPを熟知している人に確認をしてもらわかないと、元に戻す事が大変ですのでご注意ください。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せ下さい。

脚注
Changeset 44950 ? WordPress Trac
WordPress、PHP 5.2から5.5までのサポートを終了