コラム

ショルダーネーム~ネット用考察~

ショルダーネーム~ネット用考察~

ショルダーネームには検索の利便性を高める効果があります。検索の利便性を高めるという点では、ネットとリアルで有効な言葉が変わります。というのも、ネットでお店を探す場合、検索機能で絞り込みができるからです。こちらを踏まえつつ、より検索の利便性を高めるネット用のショルダーネームについて考察をしていきます。

ネットで有効なショルダーネームは?

「ショルダーネーム研究~焼肉看板編~」でまとめたとおり、選択候補が全て同じショルダーネームを使っている場合、ショルダーネームの効果は低くなります。現実世界でここまで同業種が密集することは繁華街の居酒屋とラーメン博物館くらいだと思いますが、ネットでは違います。見込み客がネットでお店を探す場合はある程度広いエリアを想定して探すからです。
そこで、お店の情報をまとめたサイトやアプリには大抵絞り込みのための機能がついています。例えばグルメサイトで「焼肉」をチェックしてお店を絞ると、当然ですが全部焼肉店となります。このような状況でショルダーネームが「焼肉」では、情報量は増えません。増えないどころか逆にいらない情報で見込み客のお店探しのマイナスになりかねません。

そこで、検索に利用できる項目を確認して、ショルダーネームと被らないようにする必要があります。例えば、エリア絞り込み・メニューのカテゴリーによる絞り込みは、有名サイトであれば程度の差はあれども利用できます。クチコミ点数機能があるサイトではランキング順に並べられるので、こちらも利用可能な機能といえるでしょう。これらのことから、現実世界以上に、ネット向けのショルダーネームにはお店の独自性を反映させることが有効といえます。

以上のように、常に比較される対象を意識して差別化を図ることで、よりよいショルダーネームを付けることが出来ます。調査は大変ですが、しっかり行っていきましょう。

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小橋 信行
執行役員 SEO担当 農学博士 品質向上とコスト削減を同時に実現する新手法の開発者 食品会社の経営経験有