袖振り合うも他生の縁

昨日の経営者勉強会での出来事。会場で何気なく隣に座った方が、偶然にも同業の方。最初は軽いご挨拶程度だったのですが、お話が進むにつれて業界の課題や将来展望について、思いのほか深いところまで語り合うことができました。

勉強会が終わった後、その方が「これは引き寄せましたね」とおっしゃいました。たまたま隣に座り、たまたま同業で、たまたま話が合うことは確率が低いことです。

その翌日、縁を大切にして成功を収めていらっしゃる経営者の方から、「袖振り合うも他生の縁」という言葉をお聞きしました。道ですれ違うような些細な出会いでさえ、前世からの深いご縁があってこそ実現するものだ、という意味なのだそうです。

その縁をどう活かすかは本人次第です。ビジネスにおいて、技術や戦略ももちろん重要ですが、人とのご縁こそが最も大切な財産だと改めて感じています。良いご縁も悪いご縁も、全て自分に与えられた学びの機会だと思っています。

まずは一つひとつのご縁を大切にしながら、そのご縁を広げていくことが次に大事です。

「偶然のご縁を必然に変えていく。」出会った事の意味を理解しようとする人こそが、本当の成功を手にするのかもしれません。

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