「売れるお店になるには、ラブレターを意識する」では、読み手の顔を思い浮かべるというお話をしました。
次に大事なのは「For you=あなたのために」です。
AIDMA、AISAS、両方に必ずあるのが、Attention(注意)とInterest(喚起)です。まとめていうと、注意喚起、つまり、「気づいてもらって興味を持ってもらうことです。」マーケティング・広告においてこの二つは欠かせないのがお分かりいただけると思います。
マーケティングにおける、For youとは、「私のことだ!」とか「私のための情報?」と思ってもらうことです。それも一瞬でです。チラシを受け取った瞬間、交通広告を見た瞬間など、ぱっと見で判断してもらいます。検索エンジンを使ったマーケティングでは、1秒以下で必要な情報かどうか判断していると言われています。
ということは、1秒で見てもらう範囲の中に、For youを詰め込まないとなりません。動画でも静止画、紙でも何でも同じですが、映像、画像、イラスト、コピーや文章、音などのメッセージを特定のターゲットに向けたものにしないとならないということです。
特に、市場でブランドが浸透されていない弱者(小規模事業者や小さなお店)では、1秒が勝負だと思っていいと思います。
そのためには、ターゲットは誰なのか、ターゲットの年齢、性別、趣味趣向はどういうものかとターゲット像を明確にする必要があります。狭めれば狭めるほと、For youのメッセージ力が強くなります。
私にとって必要な情報だと思ってもらうには、For youのメッセージを作ること
For youのメッセージを作るには、ターゲット像をより具体的にすること
いかがでしょうか?「For you」、実践してみてくださいね。