クライアント様の工場の周年式典に向けた祝辞のビデオレターを撮影に行ってきました。今回は、祝辞を複数の場所で撮影し工場の象徴的な場面を背景に盛り込むことで、式典にふさわしい映像を作ることが目的でした。今回のロケーションは岡山県倉敷市。撮影の合間には工場の歴史を学ぶ機会もあり、街づくりに関わる大きな影響を感じました。
1日で数か所の撮影をスムーズに進行
複数のロケーションでの撮影が必要でしたが、1日のうちに全てのシーンを撮影し終えることができました。祝辞の内容を引き立てる背景や、異なる場所での撮影に適した光の条件を見極めながら進めました。祝辞の動画というシンプルな内容ながらもクオリティを高めるために背景選びやカメラアングルにこだわり、観る側に飽きさせない工夫が必要です。
翻訳や字幕挿入でグローバルな対応を
今回の映像は中国での式典用に使用されるため、祝辞の内容を翻訳し、外国語音声の挿入や字幕対応も行いました。映像編集の際にはどのタイミングで字幕を表示するか、視聴者にとって分かりやすいレイアウトにする工夫が必要ですが、外国語だと難易度があがります。受け手の映像やテロップに対する文化も調査する必要があります。
出演者とのコミュニケーション
撮影現場では、出演者の方にリラックスしていただくことが大切です。祝辞をスムーズに進めるためにも出演者の緊張をほぐし、自然な表情を引き出すことに注力しました。撮影自体は短い時間でしたが、こうした出演者とのコミュニケーションを大切にしています。
事前準備と担当者様との連携
こうした現場での撮影はやはり事前準備が大切になります。現場での即時対応を可能にするために事前のロケ視察やシミュレーション、必要機材の準備など、細かなところまで確認を行う必要があります。また、クライアント様との連携を密にし、映像の内容や意図をしっかり把握した上で撮影に臨むことでスムーズに作業が進めることができます。
今回のビデオレター撮影は、工場の周年式典を祝うための重要なメッセージを、海外の視聴者に向けて映像化するものでした。映像制作を通じてクライアント様の想いをしっかり伝えられたと思います。