皆さんはバナー画像を作成する際、どのような点を意識していますか?目立つことだけに注力したり、手元にある画像をそのまま使用してしまうことはないでしょうか。
バナー画像はユーザーの注意を引きつけ、行動を促すための非常に重要な要素です。特にヒーローイメージやコール・トゥ・アクションボタンなどの効果的なバナー画像は、サイト訪問者に強い印象を与え、直接的に売上向上に寄与します。
目次
クリックされるかどうかは「秒」で決まる
マーケティングの法則がAIDMAからAISASへと変わっても、最初の「A(Attention、注意)」はどの時代も変わりません。アイキャッチ画像やサムネイルといった名称は変われど、その機能は同じです。
我々はバナー画像を一目見た瞬間に、「これは自分に関係があるかも」「得をするかもしれない」「信用できそう」「疑わしい」といった論理的、感覚的判断を瞬時に行っています。
ヒーローイメージやサムネイルでは、興味を引けなければユーザーはすぐに離れてしまいます。そして、その先にあるコール・トゥ・アクションボタンは売上に直結するため、非常に重要です。
SEO対策とアクセスアップにも繋がる
効果的なバナー画像は、SEO対策にも間接的に寄与します。クリック率や滞在時間を向上させることは検索エンジンによってより高く評価され、Webサイトのアクセスアップに繋がります。SEOはこうした細かい事を積み上げる事が大事です。
以下に「売れるバナー」を作る際に抑えるべきポイントを紹介します。これらはWEB制作者だけでなくWEB担当者にも役に立つのでぜひ最後までご覧ください。
1.ターゲットに刺さるようにする
バナー画像が成功するかどうかは、その画像がターゲットオーディエンスにどれだけ響くかによります。ターゲットの好み、関心事、そして行動を正確に把握し、それに基づいてデザインを行うことがバナー画像作成の第一歩です。ターゲットに刺さるデザインを作成することで、ユーザーの興味を引き、サイト内での深いエンゲージメントへと導くことができます。
2.伝えたい事とユーザーの知りたい事が一致している
バナー画像に含めるメッセージは、ユーザーの検索意図やニーズと一致している必要があります。これにより、ユーザーが求めている情報を提供し、その結果、クリック率やコンバージョン率を向上させることができます。
3. 視認性が高くインパクトのある画像の使用
バナー画像作成において、次に重要な点は視認性です。ユーザーがサイトにアクセスした瞬間に目を引く画像や情報を簡潔に伝えるテキストは、ユーザーの注意を瞬時に捉えるために不可欠です。画像や文字がはっきりと見やすいことを確保し、バナー画像を通じて一貫性のあるブランドメッセージを伝えることが求められます。
CTAについては、ストーリーの流れを意識して読み手に寄り添う形で文章を構成することをお勧めしています。
4.サイト内で目立つ色味の選定
色にはそれぞれの意味があり、サイト全体の色の設計段階でCTAやキャッチコピーの色を決めることが重要です。単に赤が目立つからいいとは限らないため、大事な所は補色を用いるなどして、予めサイトの色彩計画をするといいでしょう。
5.適切なサイズと適切な配置
ウェブサイトに表示されるバナー画像のサイズと位置も効果を大きく左右します。ウェブサイトのレイアウトに合わせてユーザーが自然と目にする位置にバナー画像を配置することで、最大のインパクトを生み出すことができます。Fの目線の法則を利用したり、適切な余白を設定することが効果的です。また、ヒーローイメージやCTAについては、ヒートマップ解析やA/Bテストを行うことで、さらに精度を高めることが可能です。
6.ユーザーフレンドリー機能の導入
バナー画像にユーザーフレンドリー機能を組み込むことで効果を最大限にすることができます。例えば、クリックしやすいボタンの配置や、インタラクティブな要素の追加は、ユーザーの参加を促し、エンゲージメントをさらに深めることができます。
まとめ
いかがでしたか。バナー画像はWebサイトの売上に大きな影響を与える重要な要素である事がお分かりいただけたと思います。バナー画像はブランディングだけではなく、ユーザーの注意を引きつけ、具体的なアクションを促す役割を担っています。ぜひお試しください。
尚、弊社ではヒートマップ、A/BテストをAIを活用して精度の高い分析を行っています。ご興味がある方はぜひお問合せください。