WordPress保守担当者向け:不審ファイル「click.php」確認時の対応フロー

目次

WordPress不審ファイル「click.php」とは

2026年2月5日現在、WordPressサイト運営者の間で「click.php」という不審なファイル名に関する検索や相談が一部で増加しています。本記事では、現時点で確認できている情報を整理し、「何が分かっていて、何が分かっていないのか」、そしてサイト管理者が取るべき現実的な対応を分かりやすくまとめます。

click.phpは特定の大規模事件ではないが「危険信号」

現時点(2026年2月上旬)で、「WordPress 不審ファイル click.php」に関して、世界的な大規模インシデントや公式アラートは確認されていません。

しかし、サイト内に身に覚えのない「click.php」が存在する場合、それ自体がハッキング・マルウェア感染の兆候である可能性が高く、放置すべきではありません。

「click.php」が見つかった場合に考えられるリスク

  • 悪意のある外部サイトへのリダイレクト
  • スパムメール送信の踏み台化
  • 検索結果の改ざん(SEOスパム)
  • 管理画面へのバックドア設置
  • 訪問ユーザーへのマルウェア配布

ファイル名自体は単純でも、中身は外部通信・不正実行・隠蔽処理を行うケースが多く、非常に危険です。

今すぐ取るべき一次対応チェックリスト

  • ① サイトの状態確認
    表示崩れ、勝手な転送、警告表示が出ていないかを確認
  • ② 一時的なアクセス制限
    被害拡大を防ぐため、必要に応じて一時的にサイトを非公開
  • ③ 現状バックアップの取得
    感染状態でも必ずバックアップを保存(調査・復旧用)
  • ④ すべてのパスワード変更
    WordPress管理者/FTP/サーバー/DBを一括変更
  • ⑤ 自己判断で削除しない
    関連ファイルが残るケースが多いため、単体削除は危険
  • ⑥ 専門家・サーバー会社へ相談
    早期対応が被害最小化につながります

初心者の方へ(かみ砕き解説)

「click.phpがある=即アウト」ではありませんが、家の中に見覚えのない鍵が落ちている状態に近いです。何も起きていなくても、必ず調査が必要です。

再発を防ぐために必須のポイント

技術的対策

  • WordPress本体・テーマ・プラグインを常に最新化
  • 二段階認証(2FA)の導入
  • WAF(Web Application Firewall)の有効化
  • 不要なテーマ・プラグインの完全削除
  • ファイル権限(755 / 644)の適正化

運用的対策

  • 定期的なファイル差分チェック
  • セキュリティスキャンの自動化
  • アクセスログ・ログイン履歴の監視
  • バックアップの世代管理

教育・意識面

  • フィッシングメールへの注意喚起
  • 管理権限の最小化
  • 「公式でも安全とは限らない」意識

FAQ(よくある質問)

Q. 復旧費用はどれくらい?

被害範囲・バックアップ有無により大きく異なりますが、軽微なものであれば数万円〜、広範囲感染では数十万円規模になるケースもあります。

Q. 復旧にかかる時間は?

軽度であれば数時間〜1日、重度の場合は数日〜数週間かかることがあります。

復旧バナー

まとめと次の一手

「click.php」という名前自体が問題なのではなく、「身に覚えのないファイルが存在すること」そのものが警告サインです。

不安を感じた時点で、早めに調査・相談することが、被害拡大・SEO評価低下・信頼失墜を防ぐ最短ルートです。

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