『お問い合わせフォームからメッセージが送信できない!』
こんなエラーや不具合でお悩みはありませんか?
『Contact Form7』は非常に便利なプラグインですが、ある日突然送信ボタンを押してもメッセージが送信できなくなることも…。
今回はプラグイン『Contact Form7』を利用したお問い合わせフォームの送信のエラーの色別の原因と解決方法についてご紹介します!
目次
送信エラーが出たときはまずは「色」をチェック!
Contact Form 7では、エラーが発生したときには色によって原因が示されています。この色の意味を理解することで、問題の解決がぐっと簡単になりますよ!
エラーメッセージは下記の画像のように色のついたボーダーラインで囲われています。
緑のボーダーラインは問題なく送信できている状態です。
エラーメッセージの色の種類
ひとつずつ原因と解決方法について説明していきます。
色別のエラーの原因について
黄色のボーダーライン
黄色のエラーは、主にフォームの設定ミスによるものです。特に、必要なフィールドが欠けているか、正しく設定されていない場合にこの色のエラーが表示されます。
- フォームの全フィールドを再確認し、必須フィールドがすべて適切に設定されているかを確認してください。
- ショートコードがフォームの設定と正確に一致しているかを見直してください。
オレンジのボーダーライン
オレンジ色のエラーは、しばしばJavaScriptの問題を指し示します。JavaScriptが適切にロードされなかったり、他のプラグインやテーマのJavaScriptと競合している場合にこの色のエラーが表示されることがあります。
オレンジ色のエラーはGoogle reCAPTCHAとの問題によって発生することがあります。特に、Contact Form 7にreCAPTCHAを統合している場合、設定ミスや競合などが原因で問題が起こることがあります。
■対処方法■
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reCAPTCHAの設定を確認する: Google reCAPTCHAのキー(サイトキーとシークレットキー)が正しく設定されているかを確認してください。また、キーが最新であることを確認し、古いキーや誤ったキーが使用されていないかをチェックしてください。
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プラグインの更新と互換性の確認: Contact Form 7とreCAPTCHAを含む他のプラグインが最新のバージョンであることを確認します。時には古いバージョンのプラグインが原因でJavaScriptのエラーが発生することがあります。
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JavaScriptの競合を調査する: 他のプラグインやテーマのJavaScriptがreCAPTCHAのスクリプトと競合していないかを調べます。WordPressのテーマをデフォルトのものに一時的に変更するか、他のプラグインを一時的に無効にして問題が解消するかどうかをテストしてみてください。
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ブラウザのコンソールでエラーをチェックする: ブラウザの開発者ツールを開き、コンソールタブでJavaScriptエラーがないかを確認します。エラーメッセージが表示されていれば、それを手がかりに具体的な問題を特定しやすくなります。
- 他のプラグインを一時的に無効にして、競合が発生していないか確認してください。
- WordPressのテーマをデフォルトテーマに一時的に切り替えて、問題が解消するかを試してみてください。
- ブラウザの開発者ツールを使用して、JavaScriptエラーがコンソールに表示されていないかチェックしてください。
赤のボーダーライン
赤色のエラーは、メール送信に関連する問題が多く、サーバーの設定やWordPressとプラグインの不具合が原因であることが多いです。
- SMTPプラグインを使用して、メール送信の設定を確認し、必要に応じて調整してください。
- ホスティング提供者に連絡して、サーバー側のメール関連の設定に問題がないかを確認してもらいましょう。
- Contact Form 7とWordPressのバージョンが最新であることを確認してください。
青のボーダーライン
青色のエラーは比較的珍しく、一般的にはセキュリティプラグインによる制限や特定の設定によるブロックを示しています。
過去何度か青のボーダーラインのContact Form7の送信エラーの修理をお受けしたことがありますが、フォーム機能自体には全く関係のないプラグインとの相性が原因でした。
- セキュリティプラグインの設定を確認し、Contact Form 7の動作に必要な機能がブロックされていないかを見直してください。
- .htaccessファイルの設定をチェックし、不必要なリダイレクトや制限がかけられていないか確認してください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「Contact Form 7」の送信エラーは、色によってその原因が示されています。
エラーが発生した際にはまず、エラーのボーダーラインの色をチェックし、その原因を探りましょう。
自力で解決できるケースもありますが、なかなか問題が解消されない場合はぜひご相談ください!