WordPressでカスタマイズや本体、プラグインの更新をする前に必ずやった方がいい作業が「WordPressのバックアップ」です。
万が一作業中に問題が起こってしまっても、作業前の状態に戻すことができるようになります。
また、定期的にバックアップを取るようにすると、万が一乗っ取りなどの被害でサイトを壊されてしまっても、バックアップ時点のサイトの状態に戻することができるようになります。
今回は、サイト運営で大切な作業の一つである「WordPressのバックアップ」についてご説明します。
WordPressのバックアップって何を保存すればいいの?
WordPressのバックアップとるときに、保存の必要があるのは、以下の4つです。
1 テーマフォルダ
2 プラグインフォルダ
3 画像などのメディアファイル
4 データベース
フォルダやファイルはWordPressの中に格納されています。FTPソフトなどを使ってダウンロードしておくなどの方法があります。
データベースは、phpmyadminやサーバーの管理パネルなどでバックアップを取ることができます。
このように、手作業でやる方法もあるのですが、実はプラグインを使うことで簡単にバックアップを取ることもできます。
WordPressのバックアップにおすすめのプラグイン
All-in-One WP Migration
All-in-One WP Migrationは、ボタン一つでバックアップを取れるプラグインです。
ちなみに、サイトの引っ越しも簡単にできるので、サイトのカスタマイズ前に現在の環境をコピーして、正常に動くかの検証したいというときにも大活躍です。
ただ、インポートも簡単にできるのですが、無料版では容量に制限があり、大規模のサイトをインポートしたい場合には有料版にアップグレードする必要があります。
BackWPup
BackWPupも簡単にバックアップがとれるプラグインです。
バックアップ先も、DropBoxなどのオンラインストレージにも対応しているので、万が一サーバー内のデータが壊れてしまったという場合安心です。
さらに、最初に設定が必要ですが、定期的に自動でバックアップを取ってくれる設定もあります。
WordPressの運営で欠かせない作業であるWordPressのバックアップです。定期バックアップと作業前のバックアップを作業をする機会は多いと思います。
WordPressのバックアップはFTPソフトでとるものと、データベースの両方が必要なため、手動でやっているといざというときに足りないデータが出てきてしまうことがあります。
プラグインを導入して、手軽にバックアップを残しておくことがおススメです。