WPレスキュー365│WordPressのトラブル復旧・ハッキング修理・土日も緊急対応します!10年以上 2,000サイト以上の実績

セキュリティの基本

【2025年版】WordPressサイトが壊れた?Web担当者のためのトラブルガイド〈原因編〉

WordPressサイトが壊れた!Web担当者が直面する課題

会社のホームページをWordPressで運用していると、ある日突然「画面が真っ白になった」「エラー画面しか出ない」といったトラブルに遭遇することがあります。お問い合わせフォームが使えなくなったり、キャンペーンページが見られなくなったりすると、そのまま売上や信用の低下につながってしまいます。

とはいえ、多くのWeb担当者さんはシステム専門ではありません。「とりあえず更新ボタンは押してきたけれど、壊れたら何をしたらいいのかわからない…」という方がほとんどだと思います。

このセクションでは、WordPressサイトがおかしくなったときに、Web担当者がどんな場面で困りやすいのか、そして「なぜ急いで対応しなければいけないのか」を、できるだけ分かりやすく整理します。

WordPressサイトが壊れる主な原因

WordPressのトラブルにはいくつか「よくあるパターン」があります。原因をざっくり知っておくだけでも、サーバー会社や制作会社に相談するときに話がスムーズになります。ここでは代表的な原因を紹介します。

プラグインやテーマの競合・更新失敗

WordPressには「プラグイン」や「テーマ」と呼ばれる便利な追加機能がありますが、これら同士の相性が悪いと、サイトが動かなくなることがあります。特に次のようなタイミングは要注意です。

  • 新しいプラグインを入れた直後
  • 既存プラグインやテーマを更新した直後
  • WordPress本体を大きくアップデート(メジャーアップデート)した直後

こうした変更のあとにサイトが表示されなくなった場合は、「相性問題」や「更新の失敗」が疑われます。

サーバー障害や設定ミス

サイトを置いているレンタルサーバー側でトラブルが起きている場合や、サーバー設定を誤って変更してしまった場合も、サイトが表示されなくなることがあります。

  • サーバー会社の障害・メンテナンス
  • WordPressのファイルを誤って削除してしまった
  • .htaccessなどの設定ファイルを触っておかしくなった

このあたりは、レンタルサーバー会社のサポートに確認してもらえる場合も多いので、「自分でいじった心当たりがない」場合は一度問い合わせてみましょう。

データベースの破損

WordPressは、文章や設定などの情報を「データベース」という場所に保存して動いています。このデータベースが何らかの理由で壊れてしまうと、記事が読み込めず、エラー画面になることがあります。

突然アクセスが増えたときや、サーバーの調子が悪い状態が続いたときなどに発生することがあり、バックアップがないと復旧が難しい場合もあります。

悪意のある攻撃(ハッキング)

インターネット上では、WordPressサイトを狙った不正アクセスも増えています。セキュリティ対策が不足していると、外部から侵入されて次のようなことが起こりえます。

  • トップページが知らない広告に書き換えられる
  • 勝手に別のサイトへ飛ばされる(強制リダイレクト)
  • 怪しいファイルを仕込まれ、サーバー全体に影響が出る

この場合は「壊れたところだけを直す」のでは不十分で、原因を取り除き、再発防止まで含めた対策が必要になります。

人為的なミス(誤操作)

意外と多いのが、「うっかりミス」です。

  • 不要だと思って消したファイルが、実は必要なファイルだった
  • 設定画面で値を間違えて保存してしまった
  • 管理画面から大事な固定ページを削除してしまった

「少し触っただけのつもり」が、実はサイト全体に影響していることもあります。作業前にバックアップを取る習慣をつけておくと安心です。

まとめ:なぜWordPressサイトは壊れるのか

WordPressサイトが壊れる背景には、いくつかのよくあるパターンがあります。

  • プラグイン・テーマの相性や更新失敗:便利さの裏側で、組み合わせ次第ではサイト全体に影響が出ることがあります。
  • サーバー側のトラブルや設定ミス:自社ではどうしようもない障害や、設定ファイルのちょっとした変更が原因になることもあります。
  • データベースの破損:記事や設定をしまっている“心臓部”が傷むと、サイトは一気に不安定になります。
  • 悪意のある攻撃(ハッキング):狙われやすい仕組みだからこそ、セキュリティ対策が甘いと被害が広がりやすくなります。
  • 人為的なミス:「少しだけのつもり」で行った操作が、思わぬ大きなトラブルにつながることがあります。

こうした原因を知っておくだけでも、「何が起きていそうか」「誰に相談すればよさそうか」を冷静に判断しやすくなりますよね。

次回の〈対策編〉では、実際にサイトが壊れてしまったときに「まず何から手をつければよいのか」、そして同じトラブルを繰り返さないための予防策について、具体的なステップをご紹介していきます。

➡対策編を読む

 

対応事例を見る