ホームページ作成の失敗例

Webサイト作成する際の「よくある失敗例」を紹介します。

1.デザインにこだわりすぎてしまう

この失敗が一番多いです。特に、ホームページを始めて作る方や女性経営者の方に多い傾向にあります。デザインにばかり目が行くと、ホームページの本質を見失ってしまう事が多々あります。デザインだけで工数を使いはたしてしまったり、デザイン細部にこだわってなかなか公開できなかったり、デザインが気に入らなくなってお蔵入りになったケースもあります。

ホームページは集客や費用(手間)削減、コミュニケーション、外部機能との連携などの機能があり、デザインはこれらの機能の一つに過ぎません。確かに、ホームページはオシャレなデザインの方が良い事にこしたことはありませんが、限られた予算をどの要素に配分するか考えないとなりません。例えば、新築で家を建る予算が3000万円あったとしても外装や内装などの見た目だけに2000万円もかける事はないと思います。

また、いくら制作会社の腕が良くても思い通りのデザインにならない場合がほとんどです。依頼側にも経験やスキルが必要で、企業ブランディングやデザインの基礎知識、Webの基礎知識などがあり、制作会社と高度な対話を重ねることでより良いデザインになります。「もっとシャキっとした感じにして」と曖昧な言葉を使ったり、「任せるから汲み取っていいデザインにして」などと制作者に丸投げしては良いデザインになりません。

2.Webサイトの目的が定まっていない

Webサイトの目的が決まっていないと、せっかくのホームページの役割が果たせません。目的を決めておかないと制作の途中でデザインや文章がコロコロ変わる事があり、ちぐはぐした気持ちの悪いサイトになってしまいます。

Webサイトの目的の例としては、主に「集客向上」「売上向上」「成約向上」「認知向上」「費用削減(自動化など)」のどれかになります。一番の失敗は「経営者の自慢」や「PR担当の自慢」です。流行りの技術を取り入れたとか、こんな仕掛けがあるんだぞ、とか、●通や博●堂をつかったんだぞ、とかいう自慢です。PR担当が経営者に報告するためのホームページというのもあります。

3.ターゲットが「全員」

これもよくある話なのですが、ホームページのターゲットは誰でしょうか?と聞くと、「全員」と答える経営者の方が多いです。ホームページに限った話ではありませんが、広告のターゲットを絞らないと目的達成の確率も下がりますし、デザインや文章もぴんぼけした感じになってしまいます。

先ほど、ホームページを公開する理由は「集客向上」「売上向上」「成約向上」「認知向上」「費用削減(自動化など)」のいずれかだと述べました。アートとして自己の満足を満たすのであればいいですが、いずれかの目的を達成したいのであれば、相手があることですので、ターゲットは誰なのかを決める必要があります。

ターゲットを絞るには勇気がいることです。「お客は多い方がいいに決まっている」と思い、的が外れて一人の顧客も得られないという事が多々あります。このジレンマから抜け出せた方だけにホームページの成功が待っています。

4.ホームページを公開したら満足してしまう

ホームページを作って公開したら全てが解決すると思っている方も多いです。ホームページは集客、売上、費用削減など、様々な活動を私たち人間に代わって行ってくれます。しかし、競合はもっと良いホームページを作ってきます。ホームページの機能も性能も進化し続けているのでせっかく作ったホームページの性能も、掲載している情報もすぐに古くなっていきます。ホームページを見たお客様は企業側の事情など理解してくれません。常に最新の性能と情報を求めています。満たされないホームページは読まれなくなり、だんだん検索結果にも影響を及ぼしてきます。

ホームページは公開してからが勝負です。ホームページが公開しても植物の苗を植えた状態だと思ってください。これから肥料と水を与え、手間暇をかけてホームページを育てていきます。苗が成長して木になり、花が咲いて実がなります。実がなって初めてお金を運んでくれるホームページになります。これまでにコツコツとホームページを更新して改良を続けていく必要があります。ホームページを放置していたのに売上が上がったなどというケースは聞いたことがありません。「たなぼた」は無いと思った方がいいでしょう。

以上、Webサイト作成する際の「よくある失敗例」でした。いかがでしたでしょうか、あてはまることはありましたでしょうか?

これからホームページを作る/リニューアルをお考えの方はぜひ参考にしてください!

投稿者プロフィール

数藤圭介
数藤圭介
株式会社ネクスト・アクション代表取締役。プロデューサー/Webマーケティング戦略コンサルタント。複数の企業・団体の顧問を務める。