皆さんこんにちは、ワードプレス集客コンサルタントの数藤です。
SEO対策には寿命がある
あまり知られていない事なのですが、SEO対策には寿命があります。マーケティング経験者なら当たり前の事なのですが、「市場は生き物」であり、人の気持ち同様刻々と変化や進化をしていくものだからです。
SEOの場合は、市場に加えてインターネットの世界があります。インターネットの世界は生き物というより、Googleの一存と言っても過言ではありません。Googleがルールを変えてしまえばSEO対策の効果は変わってしまいます。究極、Googleに「表示しないぞ!」と言われたら全く表示されない事は良くあることなのです。
突然表示しなくなる事だってある
そうなると、今まで行ってきたSEO対策は全て水の泡となる場合があります。もちろん、一生懸命作ったデザインやコピーも、SNSや被リンクで気づき上げてきた信頼もリセットがかかる事があります。これは大げさな例ですが、数か月で検索順位が100位位落ちた例もあります。SEO対策には寿命があると覚えておいてください。
では寿命はどのくらいなのかというと、サイトによって変わります。寿命を決める要素を挙げましたので確認してみてください。
SEO対策の寿命を決める要素
1)ユーザーに役立つコンテンツを掲載しているか
2)正しい表示がされ、ユーザーが読みやすい(使いやすい)サイトになっているか
3)情報が古かったり、誤解を与える情報、ウソの情報を載せていないか
4)極端なSEO対策をしていないか
5)Googleに言われた事を行っているか/守っているか
Googleのルールに従えば安心
結局これら全ては5の「Googleに言われた事を行っているか/守っているか」なのですが、なかなか守れないのが現実です。ユーザーが役立つ情報を知るのは難しいですし、正しく表示されているかを知る方法も良く分かりませんし、情報が正しいかどうかも判断が難しいです。まぁ、でもその辺り、グーグルは寛容だと思います。
寿命を縮める最大の要因は4の「極端なSEO対策をしていないか」です。例を挙げればきりがないのですが、例えばキーワードを詰め込みすぎたり、無意味な被リンクをつけすぎたりといったいわゆる『スパム行為』というのはGoogleから一番嫌われます。(ペナルティを受ける場合が高いです)一部のSEO業者では、こういった指導やサービスを提供しているようです(弊社に相談にきます)。
短期間で勝負するにのであれば効果があるかもしれませんが、もし、10年などの長期間で運用する予定のサイトであれば、寿命を短くしてしまう可能性があります。一度ペナルティを受けたサイトは、ほぼ作り直しと思た方がいいでしょう。極端なSEO対策はドーピングや麻薬のような劇薬と似ています。一次的な効果が期待できても、いつか副作用でやられてしまいます。
SEO対策というと、ドーピング的なイメージをお持ちの方が多いです。「明日にでも検索で上位表示される方法はないの?」といった考え方はサイトの寿命を短くするので注意してください。サイトの寿命を長くしたいのであれば、Googleに言われた事をコツコツと行い、サイトを育てていきましょう。