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Director's Eye(社長ブログ)

Webディレクターに求められる「水平思考」と「垂直思考」

近年、水平思考と垂直思考の重要性がますます認識されています。これらの思考スタイルを理解し、組み合わせることでより効果的かつ柔軟な問題解決が可能となり、仕事の成果を向上させることが期待されます。

Webディレクター職においては以下の能力・スキルが求められます。
・総合的な問題解決
・リーダーシップの発揮
・クリエイティブなプロジェクト管理
・効果的かつスピーディーな意思決定

これらは、新しいアイデアを生み出す水平思考と、それを着実に展開する垂直思考を組み合わせることで、クリエイティブなプロジェクト管理が可能になります。

本記事では、水平思考と垂直思考に焦点を当てそれぞれの特徴や違い、そして、両方を組み合わせるコツについてお知らせします。最後の方に、部下やチームの指導の考え方も少し書きましたのでぜひ最後までご覧ください。

水平思考とは

水平思考は、通常の思考パターンから逸脱し、新しいアイデアや視点を見つけ出すためのアプローチです。この思考スタイルは、問題解決において創造性と柔軟性を重視し、既存の概念や規則にとらわれないアイデアの生成を目指します。ランダムで非直線的なアプローチが特徴であり、異なる分野や視点からのインスピレーションを取り入れることも大切です。

垂直思考とは

垂直思考は論理的で体系的なアプローチです。問題解決において確実性や着実さを重視する思考スタイルであり、深い専門知識や経験をベースにしています。垂直思考は逐次的かつ計画的な進行を重視し、問題に対して論理的な解決策を見つけ出すことを目指します。

簡単にまとめますと以下のように言い換えられます。

水平=アイデアや視点を広げる。直観的。
垂直=深く掘って確実性を高める。論理的。

水平思考が得意な人の特徴

水平思考が得意な人は、以下の特徴を持つことがあります。
・新しいアイデアにオープンであり、様々な分野からのインスピレーションを受け入れる。
・柔軟で非常に創造的な発想ができる。
・既存の概念や規則にとらわれず、常に新しい視点を求める姿勢がある。

水平思考が苦手な人の特徴

一方で、水平思考が苦手な人は、以下のような特徴が見られることがあります。
・固定的で柔軟性に欠け、既存の思考パターンにとらわれる。
・新しいアイデアやアプローチに対して抵抗感を示す。
・リスクを取ることに抵抗し、安定性や予測可能性を好む。

水平思考が得意な人の特徴

垂直思考が得意な人は、以下の特徴を持つことがあります。
・論理的で計画的な思考ができる。
・深い専門知識を持ち、それを活用して問題解決に臨む。
・逐次的な進行を好み、確実性や予測可能性を求める。

水平思考が苦手な人の特徴

垂直思考が苦手な人は、以下のような特徴が見られることがあります。
詳細な計画や手順に頼ることが難しい。
論理的な進行よりも、柔軟性や創造性を好む。
新しい視点やアプローチにオープンでない。

アイデアを広げるには?

アイデアを広げるには、既存の概念から逸脱し、異なる分野や文脈からヒントを得る事です。例えば、ブレインストーミングやマインドマップを活用して、自由なアイデアのフローを促進する事や他者との協力や議論を通じて、新しい視点を取り入れる事などです。

論理的思考を行うには?

論理的思考を行うには、問題を分析する際に、「事実」と「論理的結論」を結びつける能力が必要です。情報を整理して事実だけにフォーカスする事が大事です。

水平思考と垂直思考を合わせて考える

図のように、水平を広げながら垂直で進めていくイメージです。

これができるようになることが大事です。ディレクターやリーダーの方でプロジェクトのチームがうまくいっていない場合には、部下やチームメンバーがこの図のどこで躓いているのかを確認するといいです。

水平思考が苦手な人は前提や仮説のイメージが湧いていないのかもしれません。
垂直思考が苦手な人は今の行動が前提や仮説に結びついている事や理由が分かっていないかもしれません。

ぜひ試してみてください。

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ABOUT ME
数藤圭介
株式会社ネクストアクション代表取締役、WEBディレクター、ワードプレス運営アドバイザー、ビデオグラファー。趣味:小旅行、ギター、硬式テニス