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Director's Eye(社長ブログ)

「結果を出す」ホームページにするためのポイント

「見た目は綺麗だけど、集客に繋がらないホームページ」
「デザインは普通か普通以下だけど、結果を出しているホームページ」

皆さんが経営者だとしたら、どちらを選びますか?

ホームページ制作では、ついデザインの美しさに目が行きがちです。でも、せっかくお金や時間をかけるなら、見た目だけでなく「しっかり成果を出すこと」が大切です。

綺麗なデザインでも、成果を出す仕組みがなければ「自己満足」で終わってしまうことも少なくありません。自己満足では成果がでません。「美しさ」と「成果」を両立するのが理想ですが、実現するのは意外と難しいのが現実です。

例えば、「大手のホームページを参考に作ったけど、思ったほど成果が出ない」「デザインには満足しているけど、売上アップには繋がらない」といったお悩みをよく耳にします。

ホームページで成果を得るためには、「美しさ」よりも「成果が上がる仕組み」を優先にデザインをする事をお勧めします。

結果を出すホームページを作るために大切なポイント

成果が出せるホームぺージのポイントをお知らせします

1.コンセプトを全体にいきわたらせる

ホームページの各パーツには明確な目的と役割が必要です。建物や車の設計と同じように、すべての要素が目的に合った形や配置がされています。ロゴから始まり、タイトル、メニュー、小さなボタンまで全て、一つのコンセプトに基づいて作るようにします。

2.「私なら」という言葉がでたら注意が必要

「私の好み」「私なら買わない」といったように、”私なら”という視点で企画やデザインを進めている場合は注意が必要です。成果の出ないHPはこのケースが多いです。

最終的に購入を決定するのは「あなた」ではなく「ユーザー」です。ターゲットが自分と同じタイプなら良いですが、そうでない場合、自己満足に終わってしまう可能性があります。

重要なのは、ターゲットユーザーの好みやニーズを知ること。ターゲットがどんな価値観を持ち、何を求めているかを理解し、それに基づいた企画やデザインを行うことが成功への近道です。

3.競合との区別(差別化)がしっかり打ち出されているか

無数のホームページが存在する中で、自社の商品やサービスに興味を持つ人に「見つけてもらう」仕組みを整えます。SEOするの?というイメージがありますが、差別化が明確に打ち出されていればSEOに固執する必要はりません。

4.データを活用した分析をする

GoogleアナリティクスやSEOツールを用いて、HP訪問者の行動データを継続的に分析します。訪問者が何に興味を持ちどこで離脱しているかを把握して改善につなげます。

5.わかりやすいUX/UI設計

ユーザーがストレスなく目的の情報にたどり着けるデザインは必須です。ボタンの配置やメニューの構造を直感的に分かりやすくすることが重要です。

6.購買・登録を促すCTA(Call to Action)

問い合わせボタンやキャンペーンへのリンクなど、ユーザーに具体的な行動を促す仕組みを適切な場所に配置します。SNSでもCTAが大事とされています。夜中のテレビショッピングを参考にするといいでしょう。

7.顧客心理を捉えたコピーライティング

キャッチコピーが独りよがりになっていないか再確認が必要です。多くの企業が、自社の魅力や実績を伝えようとしますが、「何をしている会社?」「他社と何が違うの?」と思われてしまうことがあります。

キャッチコピーは、ユーザーに「この会社なら私の問題を解決してくれる」という約束を与えるものであるべきです。
具体的には以下を意識しましょう。

顧客視点の文章にする

自分たちの魅力を押し出すのではなく、ユーザーに「何を提供できるのか」を提示しましょう。

例:
×「最高の技術を提供」
○「あなたのビジネスを加速させるWebサイトを構築します」

漠然とした言葉ではなく、結果や価値を具体的に表現することも大事です。
例:
×「新しい価値を創造します」
○「検索順位を1ヶ月で改善するSEOサービスです」

共感を呼ぶ言葉にする

顧客の悩みや課題に寄り添った表現を選び、安心感を与えるようにしましょう。
そのためにユーザーの課題を深堀する事が大事です。
例:「忙しいあなたに代わって、集客までをワンストップでお任せ」

8.信頼感を与えるコンテンツの充実

FAQや実績紹介、口コミなどを通じて、訪問者に「この会社なら信頼できる」と感じてもらえる情報を発信します。写真や手書きなどを用いてなるべく”リアル”を伝える事をお勧めします。

9.モバイル対応の最適化

スマートフォンで快適に閲覧できるレスポンシブデザインは必須です。デザイン制作はPCでもいいですが、モバイルファーストを心がけましょう。

10.スピード感あるページ表示

表示速度が遅いと訪問者は離脱してしまいます。1~3秒でユーザーが離脱すると思って画像の圧縮やキャッシュの活用を行い、高速表示を実現しましょう。

11.キャンペーンや購買促進の仕組みを作る

特典付きキャンペーンや限定オファーなど、ユーザーの行動を促す工夫を盛り込みます。申し込みの障壁を下げることでリード顧客獲得から営業につなげるなどの施策を行います。

「結果を出すホームページ」にするにはホームページを育てること

いかがでしたか?もちろんこれら以外に多くのやるべきことがありますが、マーケティングや分析を行ってホームページを育てていきましょう。
中小企業の皆さんは間違っても”デザイン重視”にならないようにしてくださいね!

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ABOUT ME
数藤圭介
株式会社ネクストアクション代表取締役、WEBディレクター、ワードプレス運営アドバイザー、ビデオグラファー。趣味:小旅行、ギター、硬式テニス