画像を設定する際に確認しておきたい4つの項目
WordPressでは画像を追加する際、いくつかの項目を設定できるようになっています。ただ画像をアップロードするだけでは、サイトとしての完成度や検索エンジンへの評価を十分に得られない可能性があります。以下の4項目を正しく設定することで、見やすく、伝わりやすいページづくりにつながります。
- タイトル
画像にマウスカーソルを合わせたときに表示されるツールチップです。内容の補足として活用することができます。 - キャプション
画像の下に表示される説明文です。撮影場所や補足情報などを添えることで、読者の理解を助けます。 - 代替テキスト(alt属性)
画像が表示されない環境でも内容を伝えるテキストであり、検索エンジンにも画像の情報を認識させる役割を果たします。SEO対策として最も重要な項目です。 - 説明
サイト上には表示されませんが、管理画面で画像を検索・整理する際に役立ちます。社内で複数名が管理する場合や、画像点数が多いサイトでは特に有効です。

優先的に設定すべき項目
- 代替テキスト(alt)…検索エンジン対策およびアクセシビリティの観点から最も重要です。
- タイトル…ユーザー補助的な役割を果たします。余裕があれば設定しておきましょう。
- キャプション…コンテンツの補足説明として有効です。必要に応じて活用すると良いでしょう。
- 説明…管理効率の向上に寄与します。ご自身の運用方法に応じて設定をご検討ください。
画像SEOにも配慮しましょう
Google画像検索からの流入が見込める現在、画像周りの設定もSEO対策の一環として非常に重要です。特に代替テキスト(alt)は、画像の内容を正確に伝える唯一の情報源となります。具体的かつ簡潔に記述することで、検索エンジンの評価も高まります。
例として、赤いバッグの画像を掲載する場合:
- NG例:IMG12345.jpg(意味不明)
- OK例:赤いレザーのトートバッグ(女性用)
このように、画像が何を示しているかを明確に伝えることが理想です。
まとめ:画像設定は小さな手間で大きな効果
画像を掲載する際には、特に「代替テキスト」を忘れずに入力するよう心がけましょう。タイトルやキャプション、説明については、ご自身のサイト運営スタイルや作業体制に応じて、可能な範囲でご活用いただくのがよろしいかと存じます。
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