名前だけではどのようなものかわからないとき、人はどうするのか?
今回はコンピューターのファイル名に使われていた拡張子を基に、考えていきます。
結論は、名前だけでわからないなら、分かる様に何かを付け加えればいいじゃない!ということです。
まさに、店名に対するショルダーネームと同じ関係ですね!
そもそも拡張子ってなに?
拡張子とは、ファイルの名前の後ろに.docの様にドットの後ろに追加したアルファベットのことです。スマホ時代の皆さんにはあまりイメージがわかないと思いますが、むか~しむかしは、ファイル名に使用できるのはアルファベットや数字でたったの8文字という時代がありました。年月日を入れたらもうそれでおしまいです。表計算のデータやレポートの文書ファイルなどを区別しようにも8文字だけではなかなか苦しいので、ファイルの種類を特定できるように拡張子というファイル名以外の文字が設定されていました。この考え方は今でも受け継がれていて、適切な拡張子でないと正常に動作しないアプリなどもいまだにあります。
ということで、使用目的も含めて拡張子を説明すると、そのファイルがどのアプリで使うファイルなのか、区別するための文字ということになります。
ショルダーネームと拡張子の共通点
ショルダーネームは店名の前後につけることで、どのようなお店かわかりやすくするためのものです。
基本的なつける場所、拡張子が基本アルファベット数文字なのに対して、ショルダーネームは日本語で3単語程度と違いはあるものの、「それが何なのか、わかりやすくする」という目的はまさに一緒!非常に近い関係にあることがわかりますね!このように、分からないときには分かる様に何か記号のようなものを付けてわかるようにする、という考え方は日本であっても西洋であっても同じみたいです。
ということで、ファイルの名前と同じく、分かりやすくしてあげることで発見しやすくなったり、扱いやすくなったりする効果がショルダーネームにもあることが推測できますね!実際にもそうなのですが、似たような事柄を探すことで、より説得力がましたのではないでしょうか?
また、拡張子はわかりやすくするために一定のルールに基づいてつけられています。このことから、ショルダーネームにも適切なつけ方があることが感じていただけたのではないでしょうか?