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Director's Eye(社長ブログ)

「おしゃれ=正解」じゃない?デザインに潜む落とし穴

もっとおしゃれにしたほうがいい
このHPはおしゃれじゃない、私ならこうするのに!

——デザインについて、こうした声を耳にすることは少なくありません。もちろん見た目が良いに越したことはありませんが、「おしゃれ」が本当にビジネスにとって最適な選択なのでしょうか?

とくに初心者の起業家やデザイナーが、「おしゃれさ」にとらわれて、本来の目的を見失ってしまうケースは非常に多く見受けられます。ぜひ最後までお読みいただき、共感された方はSNSなどでシェアいただけると嬉しいです。

初心者起業家やデザイナーが陥りがちなデザインの誤解

駆け出しの起業家やデザイナーにありがちな誤解が、「見た目が良ければお客様に響く」という思い込みです。以下のような例が典型です。

  • デザインに凝りすぎて「商売っ気」が感じられない
  • 一見「素敵!」と思うが、何を売っているのか分からない
  • 申し込み方法が分かりにくく、行動を促す導線が整っていない
  • 「思い」ばかりが強調され、肝心の商品やサービスが伝わらない

これでは、せっかくのデザインが「見た目だけ」のものになり、ビジネスとしての役割を果たしていません。まずは「商業デザインの本質」を理解することが重要です。

大手のブランディングを中小企業に当てはめるのは筋違い

大手企業の洗練されたブランディングに憧れて、そっくり真似ようとする中小企業も少なくありません。しかし、これは本質的にミスマッチです。

大手企業には知名度や広告予算、長期的戦略がありますが、中小企業がまず目指すべきは、「何を提供しているのか」が一目で伝わるデザインです。そして、顧客がすぐに行動できるような導線を整えること。

洗練された雰囲気を追い求めるよりも、直球でわかりやすいメッセージの方が成果につながるケースが多いのです。実績のある経営者やデザイナーは、この本質をしっかりと理解しています。

「おしゃれ向けビジネス」は別枠

例外もあります。たとえばカフェや雑貨など、「おしゃれ女子」がターゲットのビジネスは、ビジュアルそのものが商品の魅力に直結します。ここでは「おしゃれさ」が命です。

トレンドを反映したスタイリッシュなデザインが集客に直結するため、この場合は「見た目」を徹底的に追求すべきです。ただし、それ以外の業態で無理におしゃれを追求すると、本来の価値が伝わらなくなるリスクがあります。

商業デザインの本質は「結果を出すこと」、つまり売上を上げることです。
デザインはそのための投資であり、投資対効果に見合わないデザインは避けた方がいいです。

まとめ

商業デザインで本当に大切なのは、単なる「おしゃれさ」ではなく「結果を出すこと」です。見た目にこだわりすぎて、本来の目的を見失わないよう注意が必要です。
自分たちのターゲットにしっかり伝わる、行動を促すためのデザインを目指しましょう。

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ABOUT ME
数藤圭介
株式会社ネクストアクション代表取締役、WEBディレクター、ワードプレス運営アドバイザー、ビデオグラファー。趣味:小旅行、ギター、硬式テニス