Webコンテンツを作る際は、無意識に他のサイトから文章を引用していたり、どうしても競合のものと似てしまう可能性もあります。それがつもり積もって知らないうちにgoogleからペナルティを受ける可能性があります。
パンダアップデートとは
他のサイトのコンテンツをコピーしただけの役に立たないサイトや、ユーザにとって価値のないサイトなどの質の悪いコンテンツを検索結果上位に表示させないためのGoogleの検索アルゴリズム・アップデートの事をパンダアップデートと呼びます。
パンダアップデートとみなされた場合はペナルティを受ける(検索結果の上位に表示されなくなる)可能性があるので、パンダアップデートと思われないための工夫が必要です。
Webコンテンツの一貫性を保つこと
パンダアップデートとみなされる一番大きなポイントはコンテンツの一貫性が無い事です。サイトのアクセス数を増やすことばかりを意識して内容が薄かったり、統一性がなかったり、また単純な内容で毎日更新されているようなサイトはパンダアップデートの対象になる傾向にあるので、このような更新はできるだけ避ける様にすることが大切です。また、ページ数の少ないサイトでその一部分だけを更新していたり、テーマに一貫性のないサイトもパンダアップデートと見なされる傾向にあります。
最近の検索エンジンは、検索キーワードの適合率や更新頻度のほかに、その滞在時間が非常に意識されています。有益なサイトほど閲覧者が滞在する時間が長い、という理論のもと、その滞在時間を出来るだけ長くする、という対策がSEO対策の中で最近重要視されています。
その為、ページ内の文字数を増やしたりといった対策が推奨される場合も有りますが、それだけでは十分なSEO対策とは言えないものです。それよりも大切なことは、やはり内容が一貫性を持ち、サイトに対するリピート率を向上する対策です。
Webコンテンツは有益な情報を提供する
サイトの構成に一貫性を持たせ、またキーワードを有効に利用しながら、定期的にそのキーワードに添った有益な情報を追加していくことも非常に有効です。また、複数のページにキーワードを埋め込みながら内容を充実させていくことも重要です。SEO対策は閲覧数を増やすためには非常に有効な手段ですが、増えた閲覧を無駄にしないようなサイトの内容は不可欠なものなのです。
パンダアップデートと見なされてしまうサイトの多くは、その情報量の少なさと、冗長的な内容が記載されていることが多いものです。その為、閲覧者はそのサイトをすぐに離れてしまう傾向にあります。また、一度そのように感じたサイトには2度とアクセスをしないことが多く、その結果としてリピート率が低下します。
パンダアップデートを覚えておきましょう
パンダアップデートと見なされてしまうとSEO対策を施しても検索エンジンの上位に表示されることは少なくなってしまうので、サイトを作成する際には、十分な注意しましょう。