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差別化を図るには磨くこと

差別化を図るには磨くこと

小さなお店は、他店との差別化を図る

経営の教科書にも経営セミナーでも良く言われている事です。おそらく、このブログをお読みの皆さんもお分かりのことだと思います。差別化を図るにはどうしたらよいでしょうか。経営セミナーで教えていない大事なポイントをお知らせします。

 

差別化ポイントを作るのは難しい?

最近では「オンリーワン」「ニッチ」「ロングテール」という言葉も大分知れ渡ってきました。

しかし、差別化と言われてもなかなか決められなかったり、明確なアイデアが浮かばなかったりするもの。簡単に「これが差別化ポイントです!」と言い切れるお店は少ないです。

元々の性格で人と違う事を貫き通して個性を創り上げてきた人がいるかもしれませんが、「平均」を好み、出る杭を打つ日本の教育では差別化や個性を出すということはなかなか難しいことです。

差別化ポイントは無理に作るものではない

差別化とは、強引に人と違う商品を出すことや他店と違う行動をすることではありません。

無理に人と違うことをやったり、自分らしくないことをやっても必ずしもいいものができるとは限りません。逆に個性を失ってしまうかもしれません。

個性は好き嫌いを明確にすること

個性は、「好き」「嫌い」をはっきりさせることで尖っていきます。

つまり、好みの白黒をつけていきます。「どっちでもいい」はありません。

これは好き、これは嫌いといった感じで取捨選択をしていくと、自然と個性が尖っていきます。

ある日急に個性がうまれることもありますが、誰しも最初から個性があったわけではなく、磨かれていった結果生まれたもののです。

差別化は「作る」のではなく「磨く」

個性と同様に、差別化を図るには、磨くことです。

例えば、お店の場合、メニューやインテリア、キャッチフレーズなどを、「要る」「要らない」といった感じでそぎ落としていきます。

多くを捨てることで磨きをかけていきます。

刀を磨くように、時間をかけて不要な部分を削り落として徐々に尖らせていくイメージです。

ミッションを基準に差別化を磨こう

要る要らないという判断をするには、ミッションなどの自分たちの持つ理念や目標を基準にし、顧客や従業員に真剣に向き合いながら自社の技術を磨いていきます。

ミッションや目標、技術、お店に関わる人々はどのお店も同じではありません。したがって、個性が自然と生まれていくのです。

ミッションに当てはまらなかったり、違和感を感じた場合は思い切って捨てます。

捨てることで、磨かれていきます。

磨かれることで自然と差別化生まれます。


売れるお店になるには、他店との差別化を図ること
差別化を図るには、ミッションを基準に技術や商品を磨くこと

 

まだ、差別化ができていない。。。と思われた方、すぐに実践してみてください。

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数藤圭介
株式会社ネクストアクション代表取締役、WEBディレクター、ワードプレス運営アドバイザー、ビデオグラファー。趣味:小旅行、ギター、硬式テニス