WordPressのサイト上に人気記事を表示することができるプラグインWordPress Popular Posts。
【参考:WordPress Popular Postsで人気記事ウィジェットを追加】
非常に便利なプラグインで導入している方も多いと思いますが、導入後にサイト表示が遅くなったという報告がインターネット上で見受けられます。特に旧バージョン(4.0.0~4.0.9)で「コンテンツ表示速度の低下」や「サーバーへの過負荷」が発生するケースが多数報告されているようです。
改善策は以下の2点です。
1.まずWordpress popular Postsを最新版にアップデートする
2.Wordpress popular Postsのプラグイン設定を最適化する
2の「Wordpress popular Postsプラグイン設定」については、XSERVERで以下の推奨設定がアナウンスされています。各設定について解説します。
推奨設定について
当サービスでは、コンテンツ表示速度の向上や、
サーバーに対する負荷の軽減が見込める以下の設定を推奨いたします。【WPPキャッシュ期限ポリシー】 ・・・「キャッシュする」を選択
【キャッシュ更新間隔】・・・・・・・「1時間」以上を指定
【データサンプリング】・・・・・・・「有効」を選択以上の項目は、いずれもWordPressの管理ページ(ダッシュボード)にログインし、
「設定」→「WordPress Popular Posts」にある「ツール」にて
設定することができます。
【参考:WordPressプラグイン「WordPress Popular Posts」の仕様変更に伴うコンテンツ表示速度の低下と改善方法に関するご案内】
WPPキャッシュ期限ポリシー
【キャッシュする】に設定すると、人気記事のリストをキャッシュできるため動作が軽くなります。特にアクセスが多いサイトは「キャッシュする」に設定しましょう。
キャッシュ更新間隔
キャッシュ更新間隔で設定した時間だけ人気記事のリストが変動しなくなります。Xserverでは【1時間以上】が推奨されています。
データサンプリング
デフォルトの設定ではすべてのアクセスをデータベースに保存するため、アクセスが多いサイトはデータベースの処理が非常に多くなりコンテンツ表示速度が遅くなります。【有効】に設定するとアクセスの一部のみを保存されます。
ログ上限
ログは人気記事を表示する時に使用されます。デフォルト設定は無効になっておりすべてのログが保存されますが、必要ない場合は日にちを設定しましょう。1ヶ月間の人気記事を表示させたい場合は最低でも31日に設定します。
まとめ
上記の対処法のほか、キャッシュ系プラグインを導入したり、別の人気記事表示プラグインを導入するといった対処法もあります。しかしWordPress Popular Posts自体はたいへん便利なプラグインですので、なるべく環境を変えずこのまま使いたい方は上記の設定を行いましょう。