WordPressは世界シェアNo.1のCMS(コンテンツ管理サービス)で、Wordpressサイトを自身で構築・運用されている企業や店舗経営者の方も多いかと思います。Wordpressは、無償で使用できる、プラグインやテーマが豊富で機能の追加やデザイン変更が簡単にできる、カスタマイズ性が高く完成度の高いWebサイトができる、などメリットもたくさんある反面、公式のサポートがなく使用に関してはすべて自己責任であることに注意が必要です。
以前修理対応を行ったお客様も、ご自身で1か月以上かけて制作された自社サイトにアクセスできなくなってしまい、お困りだったところネクスト・アクションにご依頼を頂きました。
お客様の声 #007
実際、Wordpressサイトにトラブルが発生した場合はどのような対応策があるでしょうか。
まずはWordpressフォーラム
WordPressは、コールセンターのように電話やメールですぐに対応してくれるような手厚いサポートはありません。配布元による公式のフォーラムがあり、ユーザー同士が質問と回答のやり取りを行い問題を解決します。
WordPressフォーラム(日本語)
https://ja.wordpress.org/support/
まずはフォーラムで同様の事象や質問が無いか事前にチェックし、なければ質問してみましょう。スキルの高い回答者から的確な解決策が得られる場合も多いですが、コールセンターのように迅速・確実に回答が返ってくるとは限らない点に注意が必要です。
インターネット上の情報も豊富
WordPressは世界シェアNo.1のCMSで利用者数も多いので、たいていの問題はフォーラム以外にも個人ブログやQ&Aサイトで解決策が見つかります。ただし、それらの解決策を自分のサイトで実際に実行するのはもちろん自己責任になります。
セキュリティ情報の収集
WordPressは利用者数が多い分、Wordpressをターゲットにした攻撃も多いです。自分のWebサイトが改ざんされたり情報が盗まれないよう、十分にセキュリティ対策を施す必要があります。現在はセキュリティ系プラグインがかなり充実しており、基本的なセキュリティ設定にさほど高度な知識を必要としませんが、どのプラグインを導入するか、どのような設定を行うべきかといった判断は自分で行う必要があります。
また、プラグインやテーマの高い脆弱性や悪意ある攻撃に備え、こまめにバージョンアップを行うことも重要です。プラグインやテーマのバージョンアップによりサイトの他の部分に不具合が発生する場合もありますので、バージョンアップ前にテスト環境などで検証したほうが安全です。これらの作業もすべて自分で行う必要があります。Wordpress関連のセキュリティ情報には常に注意を払い、情報収集しましょう。
情報収集が大事、必要な時はプロの手を借りる
WordPressは無償で使用できる便利なソフトウェアですが、使用はすべて自己責任になります。自分で十分に情報収集して保守や修理もすべて自分で行うことも可能ですし、必要な時だけ業者に保守依頼したり、業者に全面的にサポートしてもらうという選択肢をとることもできます。自身のスキルやWebサイト運用にかける労力を考慮して、どの程度自己責任で運用するか判断しましょう。
ネクスト・アクションではお客様で制作・運用されているWordPressサイトの修理・保守対応も行っております。ぜひお気軽にご相談ください。