
19 10月 サイトのページ一覧を簡単にエクセルにする方法
新しい情報をどんどん配信できるのがWebサイトのメリットですが、ページ数や階層が複雑になってくると、今のサイトの状況を把握することが難しくなってきます。また、サイトを運用していくうえで、ほかのサイトがどのような構造になっているのか知りたいというケースもあるかと思います。
これを手作業で探していくのはとても骨の折れる作業ですし、すべても漏れなく網羅するのは大きなサイトになればなるほどむずかしくなります。
そこで、そのサイトの現状を確認するためにサイトの一覧を作成したいなどの場合に便利なツールをご紹介します。
Website ExplorerでWebサイト探索
Website Explorerというツールを使うと、指定したWebページのリンクをたどって、階層構造とファイル構成をエクスプローラー形式で表示してくれます。さらに、取得されたデータをもとに、更新状況や外部リンク一覧、リンクエラー一覧を表示してくれます。
※Website Explorerのサイトがクローズしたようです(2020年4月)
Website Explorerは、公式サイトからダウンロードするか、窓の杜からダウンロードできます。zip形式でダウンロードされたファイルを、解凍ソフトで展開すればOKです。
解凍後は作成されたフォルダは最初はどこにおいても起動しますが、フォルダ内のファイルは削除や移動しないようにしてください。また、一度起動した後にフォルダを移動する場合、設定が必要になるので注意が必要です。
Website Explorerの使い方
今回は、サイト一覧を作成しエクセルに出力する方法をご紹介します。
まず最初に、先ほど解凍したファイル内にある[WEBEX.exe]をクリックして開きます。ソフトが開いたら、テストボックスに一覧を作成したいサイトのトップページのURLを入力し、[開始]ボタンをクリックします。
サイト内のリンクをたどっていくので、しばらく待ちます。
すべての探索が完了すると、左側にディレクトリの構造、右側の下方のウィンドウではタブを切り替えてサイト内のページや外部リンク、エラー一覧などサイトの分かると嬉しいサイトの現状をチェックすることができます。
最後に、これらの情報をエクセルに出力します。メニューバーの[ツール]-[サイトデータをExcel形式で作成]をクリックすると出力するデータなどを選択するダイアログボックスが表示されます。設定が終わったら[OK]ボタンをクリックします。すると、エクセルが起動し、Website Explorerで取得したデータが出力されたブックが表示されます。
ちなみに、Website Explorerでは、Excelに出力するだけでなく、サイトマップXMLや階層マップを作成することもできます。
Website Explorerでサイトの運用を効率的に
サイトを運用していくうえで、サイトの全容を把握したり、リンク切れなどのエラーをいち早くキャッチして修正したりという作業は重要になります。Website Explorerでうまく情報を収集すれば、効率的にサイト運営をすることができます。ぜひ活用してみてください。
投稿者プロフィール

- WEBコーダー@クリエイティブセンター柏