ブラウザに反映されない?キャッシュが原因かも
ワードプレスで修正した内容がブラウザに反映されないこと、経験ありませんか?例えば、以下のような問題です。
- ワードプレスで修正したのに、ブラウザに変更が反映されない
- 以前設定した301リダイレクトをブラウザが覚えてしまい、勝手にリダイレクトされる
- IDやパスワードの修正ができない
Google Chrome を使っていて、こうした問題が頻繁に発生することがあります。最近では、クライアントのサイトで間違った301リダイレクト設定が残っており、そのためにサイトが ERR404 エラーを返し続けて困っていた、という事例がありました。
これらの問題の原因は、ブラウザにキャッシュ(過去のデータ)が残っているためです。キャッシュが古い情報を保持し続けると、ワードプレスでの修正がブラウザに正しく反映されないことが多くあります。
キャッシュ削除の基本操作
まずは、簡単にできるキャッシュ削除の方法を試してみましょう。一般的にはブラウザでキャッシュをクリアする際、以下のようなショートカットが使われます。
- Windowsユーザー: 「F5」や「Ctrl+F5」を押して更新
- Macユーザー: 「Command+R」を押して更新
これで多くのキャッシュ関連の問題が解決するはずです。
さらに確実なキャッシュ削除方法
上記の方法でもキャッシュがクリアされない場合や、リダイレクトが残ってしまう場合には、Google Chromeの設定からキャッシュを削除する方法があります。設定画面で「キャッシュを削除」を選択し、サイト全体や特定のページのキャッシュを消去できます。
しかし、これでも問題が解決しない、または手間がかかる場合があります。そこで、「キャッシュの消去とハード再読み込み」 を使う方法をおすすめします。これならブラウザにしつこく残っているキャッシュも、確実に削除できます。
キャッシュの消去とハード再読み込みの手順
次に、Google Chromeで「キャッシュの消去とハード再読み込み」を行う手順を紹介します。これで根本的なキャッシュの問題を解決できます。
- 更新したいページで「F12」キーを押し、「デベロッパーツール」を表示します。
- リロードボタンを右クリックし、「キャッシュの消去とハード再読み込み」を選択します。
この操作を行うことで、ページのキャッシュが完全にクリアされます。まさかそんな機能があるとは思わなかった、という方も多いかもしれませんが、ぜひ一度試してみてください。
まとめ
ワードプレスの修正が反映されない原因は、しつこく残るブラウザのキャッシュであることがほとんどです。まずは基本的なキャッシュ削除操作を試し、それでも解決しない場合は「キャッシュの消去とハード再読み込み」を実行してみましょう。これで大半の問題は解決できるはずです。