ある日WordPressのバージョンアップをした後投稿画面を開いたら、いつもと全く違う編集画面になっていてびっくりした経験がある方いませんか?WordPress5.0から従来のクラシックエディタからブロックエディタに変更になりました。
昔からWordPressを使っていた方の中には、やっぱりクラシックエディタの方が使いやすいとプラグインを入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、ブロックエディタとクラシックエディタの違いについてご紹介いたします。
WordPressのブロックエディタの特徴とメリット
ブロックエディタは、段落や見出しといったブロックを追加して記事を作っていくエディタです。2018年に登場した比較的新しいエディタと言えます。
ブロックエディタのメリットは、ボタンやカラム、グループなどページのデザインがしやすい機能があり、レイアウトがしやすくなっていることが挙げられます。
また、クラシックエディタでは入力画面の上部に配置されていたフォントやリンクの設定画面が、編集中のブロックのすぐそばに使える設定のみが表示されるので、カーソルの移動が短くて済み、編集がしやすくなっています。
WordPressクラシックエディタの魅力と注意点
クラシックエディタはブロックエディタが登場する前に長年にわたって使われてきたエディタです。htmlの知識がなくても、設定ボタンを使ってリンクやフォントの設定ができ、操作も簡単です。
ブロックエディタが登場した今でも根強いファンが多く、WordPress5.0以降でもクラシックエディタが使える公式プラグイン「Classic Editor」が用意されています。
こちらのプラグインは少なくとも2022年まで、または必要なくなるまでの間はサポート・保守されるとなっています。逆に言うと、公式がサポートの必要がなくなると判断した場合は、サポートが打ち切られてしまうと言えます。
WordPressのブロックエディタ・クラシックエディタを比較
一番の違いは、記事本文を作成していく手順の違いが挙げられます。
クラシックエディタは、本文の入力欄が一つしかなく、その中に文章や見出し、画像などを入力していきました。入力したテキストについても、テキストを入力した後に本文なのか、見出しなのかなど書式を設定していきました。
一方、ブロックエディタでは、先にこれから入力するものが見出しなのか、本文なのか判断してブロックを追加します。そして、そのブロックの中にテキストを入力していきます。記事内に画像を入れる場合も、画像用のブロックを挿入し、そこに画像を埋め込むという手順になります。
いかがでしたか?使い慣れたエディタが変更になると最初は戸惑うことも多いですが、使い慣れたら意外と作業効率的に作業ができるようになるかもしれません。